2014年10月5日

海に行った。寒すぎた。10月は海に入るにはギリギリアウトな月だと思う。しかも台風18号が同じタイミングで来てて、防波堤を叩いた波の飛沫が上がってるのを内側にいながらにして見えるくらい海は荒れてた。
海に来たのは部活の試合があったから。試合といってもほとんど遊びで、競技は二種目。フリッパーのレースとバディとの6箇所に置かれた洗濯ばさみを集めるコンパスナビゲーションだけ。試合は防波堤の内側であったけど水中は関係なく濁ってた。多分みんなが思ってるより5倍くらいは濁ってると思う。透明度は15cmあったかどうかというレベル。しかも舞い上がった砂のせいで完全な闇の中にいたことが何回かあった。挙げ句、コンパスを持っていたバディともはぐれた。ブイしか持たない僕は何故かそこで思う。「自分一人の勘でいける！」当たり前だけど無理だった。先に浮上したバディにブイを引っ張られて上がった。その後なんやかんやで進まず、偉いさんのお情けで最初のポイントまで歩かせて頂いた。
僕は自然の前に人は無力だということを知った。手元には惨めな思いをして取った1ポイントの洗濯ばさみが残った。