日記帳

ぼくの日記です。

2014年10月18日

昨日はバイトが終わったあと酒を飲んだ。連日酒を飲んでいると言うと異口同音に「何か嫌なことがあったか」と聞かれるところからしてやっぱり人が酒を飲む理由がはっきりとわかってきたような気がする。その日は俺が酒を飲みたかった訳ではなく、古くからの友人に誘われてついていくことになった。とはいっても相変わらず嫌なことは多いのでそれら一切を忘れ去るにはちょうどいい機会だった。

家から近いコンビニに寄って俺は酒を一缶と駄菓子を一つだけ、彼はそれに加えビール(何故かノンアル)を買って近くの公園に向かった。公園と言っても滑り台やぶらんこのあるような小さいところではなく、ちょっとした山のようなところで、その中にある広場の丘の上にあるベンチに座って飲んだ。

友人とここに来ると話す内容は毎回決まって同じことを話す。例によってその日も同じことを話すのだが、アルコールが入っている分テンションが違う。いつもしている話がまるで初めて話すかのように気分がよく、笑いが止まらない。俺と彼の飲んでいるものは9%と、俺が今まで飲んだことのある酒の中では最もアルコール度数が高い。その分アルコールのにおいもきついのでそれが苦手な俺は飲むのに少し苦労した。

やっとのことで一缶を飲み終えた頃には完全に酔いが回っていた。辺りは暗くて相手の顔もよく見えなかったが俺の顔はさぞ赤かったことだろう。座っているベンチからは転げ落ちそうになるし、歩くと足元がふらついて前に進むのも簡単ではない。一方で彼は多少アルコールに強いらしく一人で酔っぱらっている俺が少し恥ずかしくなった。

その日は家に帰ると色んな人に誤字だらけのLINEを送りつけたような気がする。毎週見ているテレビ番組も強烈な眠気のせいで見逃したどころか電気もつけっぱなしで寝てた。その時は嫌なことは思い出すことはできても、鼻で笑える程どうでもいいことぐらいに思えた。

12月の部活の集まりに向けてちょっとは慣れておけたらなぐらいで飲もうと思う。