日記帳

ぼくの日記です。

2018年8月16日

自分の貯金額で買える物は俺にしてみれば、既に所有しているのと同じ様な感覚であるので特に強い物欲というものが存在しない。

欲望というものはそれが強ければ強い程、手に入れられない現実とのギャップにつらくなる。しかし逆に欲望を持たなければ変調もなく無限に続くような毎日に嫌気がさす。

どうやったところで人生はつらいものであるには変わりはない。

仮にそうじゃなかったとしても、今俺がそう考えてる時点では決してそれがひっくり返ることはない。

そして、今の俺にはそれをひっくり返す程の気概もない。

ただただ単調に歳をとっていくだけの日常。人工呼吸器をつけてベッドの上に横たわっているのと大差ないねって思う。

彼女を作っても大してその子のこと好きじゃなければ同じこと。

かと言って、もう燃えるように人を好きになるということが自分に出来るほど、人間らしい感情が残っているかどうかも疑わしい。

 

そう、誰も見ていないようなところで自分の人生に対してああ言えばこう言い、スルスルと行動を避けていく自分にすべての原因があることはわかっているのに。

わかっているのにね。

 

2018年8月9日

なんやかんや人の目を気にしてここまで生きてきたが、それももう馬鹿馬鹿しく感じてきた。今更だけれども。

人の目気にしたところで、俺の人生は俺だけのものだしな。その目っていうのも、所詮自分に良いように他人を動かそうとするような連中の目ばかりなので、そんなものに振り回されるのはもうウンザリする。会社の同僚、上司、さらには恋人までそうだ。

誰もが俺に対して、自分の思い通りに動かそうとしてくる。俺なら首を横に振ることは無いだろうと思って調子に乗っている。どいつもこいつもなめている。

そんなことを気にするのはもうやめだ。

最悪それのせいでクビになっても仕方ないと思っている。それどころかこんな組織から離れられるいい機会だぐらいに思う。

 

わけがわからなくなった。俺は俺の人生を生きているのに、買う物や行動、付き合う人間関係に至るまで、それも大して信頼関係のない人間たちにそれをさらけ出さないといけない意味がわからない。

わけがわからないと言ったけど、むしろ一回転してわかったわ。この組織の狂いっぷりが。

俺はここを捨て行くべきだ。

所詮自分の人生にとって、本当にどうでもいい人間の言う言葉に一々心を動かさないことにしよう。

 

2018年7月30日

悩み相談をすれば言い負かそうとしてくるような連中ばかりなのでこの世は世知辛いと思う。

そもそも人間がひとに相談する事において、その答えというのは相談者が一番よくわかっていることだと思う。心の中では。端的に言えばその答えは只の二択を選択するだけで解決するようなものばかりで、他人に相談するまでもなく自分の中でそれを決定すれば合理的な解決がなされる。だけれども、人間というのはそこまで合理的に作られてはなく、結局のところ俺たちは感情の生き物だということを踏まえないとぶっちゃけ相談する意味がない。

相談って、ただ聞いてうなずいて欲しいだけで改善案をバンバン出してこいっていうのではないと思うのだよね。

ただ感傷的な心に寄り添ってくれたらそれだけで救われるような気になるから。

でもそういう人っていないよね。めったに。だからこそ、私は、そのような、人間に、なりたい。

 

 

2018年7月25日

夕焼けが世界で一番綺麗な景色だと思う。

今日仕事から帰るとき、バイクを運転しながら夕焼けを見ていると涙が流れてきた。

夕日がゆっくりと沈んでいく景色を見ていると、毎日毎日嫌な思いをして家でも会社でも彼女にも詰められる俺の人生って一体なんだろう、っていう気持ちが突き上げてきて涙が溢れ出た。

二十代半ば、大人たちが口を揃えて「人生で一番楽しい時期」と言う中で、実際俺の二十代半ばというのはほんとに苦しい日々の連続でしかないし、これが人生の一番楽しい時期なら俺もう死んでもいいかなっと思う。

苦しいことか苦しくないことの二つしかない日々で、そこに一切の喜怒哀楽もなく目的もなく漫然と耐えて生きていたら、これもうほんとにいらない人生だと思えて仕方ない。

ボロボロ泣いたのはもう何年ぶりかも覚えてないけど、ほんとに、つらい。毎日。

少々やばいかもしれん俺。

2018年7月19日

女の友達とよく遊ぶことがあるけど、それは他の女などから言わせると可愛そうなことらしく、彼女ら曰く「進展する気がないのに何回も遊ぶのは弄んでいる」ということらしい。俺は特別な感情などなくただ遊びたいから遊んでいるだけであって、その先にどのような関係になるかなんていう展望もなければそれを考えたことすらない。

彼女らがいう進展というのはつまり恋人同士になることだと思うんだけど、俺は別段、人間関係の中にゴールを決める必要はないと思う。

男と女が集まれば男女の関係になることは確かだ。俺も男だから女友達といえ、やりたいと思うのは思う。だからその感情に従ってやることに躍起になれば、そりゃできるっちゃできると思うけど、その過程は俺にとっては無意味に感じずにはいられない。

という気持ちを言葉にして説明するのは難しい。

彼女らが言う進展というのが恋人同士になるということなら、結局男女の関係の行き着く先はセックスじゃないか、と思う。

だとすればこの遊んでいる時間はすべてその為のものだと思うとなんだか急に虚しくなってくる。虚しくなるから彼女は作りたくないし、異性と遊びたくない、ということになる。

もうなんだかよくわからんくなってきたから寝ながら考えることにする。

2018年7月17日

日常は地獄のようだ、と思う。

本当に毎日、疲れ果てて帰ってきて倒れるとそのまま動けなくなる。なのに疲れすぎて逆に眠れない。

仕事に燃えてるというか、体の内側から焼かれてるような感覚。言葉にはどうもできないが、そんな感覚がある。

日中は常に「嫌だ」っていう感情しかない。その他の正や負の感情の一切もない。ただそれだけ。

俺はこんなことのために生まれてきて生きてるんだろうか。本当に、生きることはただの修行じゃないか。働くことは苦しいことしかないじゃないか。

偉そうな客と追い続けてくる膨大なノルマ。振り切ったと思ったらすぐ次の朝。終わらない苦しみ。

金を稼ぐことはこんなにも自分の身を犠牲にして、激しい苦しみを伴わないといけない程尊いものなのか。ひょっとしたら死んだほうがマシなんじゃないかという思いが頭の中で浮かんで消える。

俺は毎日が限界だと思っている。そろそろ本当の限界が来そうな気がする。

どこに行っても同じと異口同音にしてみんな言うけど、とにかく俺はここから逃げたい。一刻も早く。もう、だめだと思う。俺はもう。

2018年7月4日

家族だろうが恋人だろうが人間の心の中はどこまでいっても想像でしかないという事は、ひとは本当の意味でひとりで、孤独でしかないということ。俺や君の人生は誰かがどうにかしてくれるものじゃなく、最後の最後でなにかをするのは自分自身だし、誰もが自分の人生にしか興味がない。それは俺や君にも言える事だ。本当に孤独で、救いのない人生というなにかをさせられてる君にとって支えとなるものはなんだろう。教えてくれ。