2017年9月4日
急に寒くなってきた。嬉しいことだ。一生秋が続いたら良いと思う。
友達から煙草をもらった。一箱だけなので人生で最初で最後と思い吸ってみた。最初はむせ返り苦しい思いをしたけれど、一箱が空になった今、なんとなくそれを欲している自分がいるのに気が付いた。恐ろしいことに俺は既にニコチンに取り憑かれてしまったらしい。
煙草といえば真っ先に思いつくのがガンだの脳卒中だのといった病気のイメージだった。今やそんなことはどうでもいい事だと思う。だって俺よく考えたらそこまで長生きしたくないし。
そんなことよりも今は日常にベッタリと張り付いてくるこの苦しいナンカを一時でも忘れられる事の方に価値を感じてしまう。
会社でも日常的に酒や煙草をする人間を見るのだけど、彼らも何か救いを求めてすがるようにそれらをするのかなと思う。
もはや健康的で長生きすることに何の意味があるのかと思う。健康的にと言うのなら、酒や煙草なんかよりも孤独の方がよっぽど健康に悪いじゃないか。